弘寿園
養護老人ホーム 弘寿園
弘寿園 お雛様を飾る
節分もおわり、春の足音が聞こえてくると桃の節句、ひな祭りですね。
弘寿園には素敵なお雛様があります。
飾りつけは皆さん楽しみにしていたので、飾り場の渡り廊下はお祭り騒ぎ。
お雛様は七段飾りの立派な物ですが、限られたスペースの為横に伸ばして飾っています。
さて、飾りつけですが、お人形や小物が複雑なのでどんなふうに飾るのかが毎年の悩みの種です。
飾りのサンプルの写真とにらめっこしながら「このおじいさんはどこ?(右大臣ですよ!)」「刀はどうするの?まあ、持たしちゃいましょう」「あらら取れちゃった」・・・
ちゃんとしまったはずなのに、なぜか毎年部品が無くなっているのですが、とりあえず折り紙などでこしらえます。最後は「もう適当に雰囲気あればいいのよ。わははは」と大笑いしながら弘寿園風味雛飾りの完成です。
出来上がるとやっぱり素敵!
通りかかるたびに「きょ~うは楽しいひな祭り~」と歌声が聞こえます。
3月上旬まで飾っていますので是非見に来てください!
弘寿園 まめまき
ことしもはやひと月が経ちました。あと11ヶ月でまた新年を迎えるなんて月日の経つのは早いものです。
そういえば、先日の東京での大雪には驚きました。このところ寒い日が続いていますが、暦の上では立春です。立春と言えば節分の豆まき。
今年は戌年ということで4名の年女(年娘だそうですが・・・)達が威勢よく厄を追い払い、福を向かい入れます。
大きな声で「鬼はー外!福は-うち!」
現れた鬼はひとたまりもありません。早々に退散していきました。
さて、まいた豆はというと・・・
「福はちゃんと拾っておきましょう」と皆さん総出でしっかりと掃除をします。
今年も楽しく元気に過ごせそうです。春はもうすぐですね。
弘寿園 新年会
平成30年の新年会が1月20日に行なわれました。
心新たに新年を迎える大切な行事です。
万葉集に『新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事きちじ 』という歌があるそうです。このブログを纏めている時に、大雪が降って大変でしたが、奈良時代の故事によると一月に降る雪は縁起が良いそうです。でも寒くて大変!
さて、弘寿園で行われる新年会には、とても楽しいアトラクションがあります。
毎年恒例のビンゴゲームで、今年は特等が深大寺参拝でした(2名様)。1等は鯛や獅子舞、打ち出の小槌のグッズです(5名様)。2等賞は、干支の戌(グッズにおみくじが入っています)です(5名様)。参加賞は高級ティッシュで、外れた方ももらうことができました。特等に当たった方は、毎年尾久八幡神社にしめ縄を持って出かけたそうで大喜びでした。可愛い鯛や獅子舞、打ち出の小槌は棒がついていて俵にさして飾りました。もちろんおみくじも大吉が出て大喜び。おっと、大切なことが抜けていました、美味しいお食事です。今年のメインディッシュは豚の角煮と鰤の照り焼きでした。お肉大好きのNさんも肉が厚くてとろけるようだと大喜びです。そんな楽しい新年会も、あっというまに終わりの時間が来て、施設長の1本締めでめでたく終了です。職員一同、今年、皆さんがハッピーで幸せな気持ちになりますよう心から祈りました。
弘寿園 初もうで
新年最初のイベントとして初もうでに行ってきました。
行き先は毎年恒例の地元牟礼神明神社です。
快晴のなか小グループに分かれて出かけます。
職員が「お願い事を考えてきましたか?」と聞くと「初もうではいろいろお願いしちゃダメなの。去年の無事を感謝してこの一年元気に過ごせるように願うところなのよ」と返答される。
なるほど感心、感心。さすが生き字引の皆さん。「お金持ちになりたい」「きれいな人と知り合いたい」なんて願っちゃいけないんだと、あらためて思っていると、
「そうTVで言ってたわよ」と。
そうそう、皆さん現代をしっかり生き抜いてこられていらっしゃるので、TVでしっかり情報を仕入れていて下さったようです。
風が少しありましたが、神明神社から富士山も眺め、一年ぶりに今年の干支の神明神社の犬たちとも再会しました。
もちろんしっかりとお参りもわすれません。
にぎやかな弘寿園の初もうででした。