医務室だより
介護施設の医師について

高齢者介護施設には、介護度の高い入所者/利用者が多数いらっしゃいます。
そのような方々ではいわゆる介護だけでなく、看護的ケアや医療的ケア及び判断・説明がしばしば必要になります。
そのため介護施設、特に指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム、通称:特養)では看護師もスタッフの一員となっていますが、医師が常勤スタッフになっている施設はほとんどありません。
大多数の施設では普段は自分が開設した診療所などで働いている医師が2週間に一回程度の診療を非常勤で担当しているのが実情です。
特養には法律上常勤か非常勤かを問わず必要数の医師がいればいいのですが、当社会福祉法人では常勤医師がいる体制を整えてきました。
介護施設では日常的に何かしらの医療行為を必要とする利用者が多く、また高齢者施設での看取りが急増してきた現状を考慮すると、当法人の特養のように常勤医師がスタッフとして常駐している体制は利用者とご家族に信頼感と安心感を与えるものと思われますし、看護・介護スタッフにとっても安心できる状況ではないでしょうか。
ただし老人ホーム自体は医療施設ではありませんので、病院と同じような診療を行っているわけではありません。その点は誤解なさらないようお願い申し上げます。
特養が「終の棲家」となりつつある現在、急性期病院などで生死にかかわる現場を経験してきた医師の必要性はますます高まるのではないでしょうか。
医務室長から
新聞やテレビですとPCR陽性者数なのか感染者数なのか発症者数なのか分からないことが多かったので、感染状況を理解するために作ったグラフです。死者数が一番確かな情報と思うので。 死亡する人は平均すると発症後2週間ほどで亡くなるので、今週の死者数は2週間前の発症者数を反映していると考えていいかもしれません。ただ、オミクロン株でのタイムラグは3週間程度かもしれません。 日本や韓国、台湾などでの人口規模あたりのコロナ累計死者数は欧米と比べてかなり少ないですが(グラフ1)、最近ではそうでもなくなり、多め少なめということはあっても ドングリの背比べ 程度の違いになってきました(グラフ3)。 世界各国の感染状況を集計し公開してきたジョンズ・ホプキンズ大学(米国)の特設サイトが3月10日に終了した関係上、グラフ1とグラフ3は更新できなくなりました。 |
令和4年3月22日 新入職員研修で使ったスライド (1703KB) |
令和3年3月2日 新型コロナワクチンについて (228KB) |
令和3年1月31日 「看取り」について (2042KB) 令和3年1月15~29日 法人内で行った 看取り研修 の際に使ったスライドの一部です。 |
令和2年1月31日 インフルエンザ について (110KB) |
令和元年12月 就任挨拶(「こうさい通信」から抜粋) (244KB) |
令和元年10月 会員の皆様に(「慈弘会だより」から抜粋) (283KB) |
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